500円玉貯金できない私が、貯金のコツを掴んだ4つの秘訣

なぜ、500円玉貯金をしても上手くできる人と上手くできない人に分かれてしまうのだろうか。

私は、ずっと疑問を感じていた。

今では500円玉を含めた数百円単位のお金を貯金口座へ定期的に入金しているが、この習慣が定着するまでには随分時間が掛かった。なぜなら、「やり方」や「方法」を真似すれば貯金はできると思い込んでいたからだ。

しかし、自分のなかで色々な実験を行っていくうちに、 “お金のセルフイメージは「やり方」や「方法」で変えていくのではない” という事実に気付くことができた。

以下では、私が貯金のコツを掴んだ4つの秘訣について解説している。

1. 貯金は習慣ではなく、慣れの意識を持つことから始まる

貯金は習慣ではなく、慣れの意識で取り組んだ方が楽にできる。

例えば、1円玉貯金を毎日するのと、500円玉貯金を毎日するのでは、精神的なストレスが違う。特に貯金をすることに慣れていない人であれば尚更だ。

これはお金に対するセルフイメージによって決まる。

しかし、これも結局は「慣れ」であるため、今できなかったとしても何度か同じことを繰り返していけば自ずとできるようになる。詳しくは『30代 貯金の仕方|ゼロからお金を貯めることに成功した三段貯金法』を参考にしてみよう。

1-1. 貯金は、頑張る意識を無くすことが大事

どちらも同じ意味合いになるが、私が「習慣」ではなく、「慣れの意識」に表現を変えた意図には理由がある。

習慣と聞くと、「規則」や「しなければならない」という意識が働くため、「頑張って◯◯しなければならない」という意識を働かせてしまうことが多い。このように頑張る意識を持ちながらできないことを克服しようとすると、どこかのタイミングで挫折を味わうことになるだろう。

今できないことを無理やりできるように変えるのではなく、「何回か貯金していけば、どこかのタイミングで慣れていくだろう」くらいの感覚で取り組んでいく方が上手くいくはずだ。

したがって、「頑張って貯金をしよう」ではなく、「貯金を継続していくことに慣れていこう」のように、気楽に取り組んでいくと何時しか貯金することが楽しくなり、習慣化されていることに気付くことになる。

2. 500円玉貯金にワクワクできなければ今すぐやめろ

あなたは、ワクワクしながら500円玉を貯金しているだろうか。もし、ワクワクする感情より苦しい感情の方が勝っていた場合は、500円玉貯金を上手くやり遂げることはできないだろう。

「お金は己の分身」と私は定義しているが、お金は自分の精神がダイレクトに反映される。それゆえに、貯金するお金に対して不安や恐れを発していると、お金を通じて不安や恐れの対象となる事象が起こる。

したがって、貯金したお金は自分のもとから出ていってしまう。

これは500円玉貯金だけに限ることではないが、貯金を継続していくコツはストレスの無い金額を貯め続けていくことにある。

2-1. 500円玉貯金が向いている人&向いていない人

貯金で検索をかければ出現する頻度の高い貯金術のなかに「500円玉貯金箱」を使った方法がある。

私も「100円玉貯金箱」や「500円玉貯金箱」で貯金をしてきた経験があるが、何度チャレンジしても上手くいかなかった。このデータを私の現在(貯金できるようになった状態)と「向いている人」「向いていない人」で比較してみると以下のように分けることができる。

500円玉貯金が向いている人

貯金箱を満タンにした時の金額が明確になっている為、目標を定めやすい。そのため、継続的な取り組みができれば簡単にできる。決められたことをコツコツやっていくことが得意な人であればオススメの貯金術だといえる。

500円玉貯金が向いてない人

決められた枠のなかで何かしていくことが苦手なタイプの人や、せっかちな人には向いていない。「ルール」「常識」「金額を決める」など、決まりごとが苦手な人には500円玉貯金箱ではなく、自分で自由に貯金額を設定できる硬貨貯蓄術をオススメする。

3. ルールをシンプルにして、良質な貯金をする

良質な貯金は頑張ってするものではない。

この記事を読んでいるということは、「500円玉貯金を始めていこうか検討している」もしくは、「500円玉貯金をしたが上手くいかず、何かいい方法がないか探している」のどちらかになるはずだ。

もし、500円玉貯金ができなかった人は、以下を参考にしてみてほしい。

3-1. ストレスが無い金額を貯金する

1つ例を出そう。

500円玉貯金をする際に、少しでもストレスを感じるようなことがあれば、それは無理をしていることになる。では、1円玉を貯金する際はいかがだろう?おそらく何の抵抗もなく貯金ができるはずだ。

この場合、「1円玉を生きている間、ずっと貯金し続けてください」と言われても、ストレスなく貯金を継続していけることだろう。むしろ、簡単すぎて退屈を感じるほどだ。

では、なぜ500円玉を貯金することには抵抗を感じてしまうのだろうか?

これが「自分のお金に対するセルフイメージ」になる。

したがって、貯金をする際は抵抗感の無い金額ではじめていくと継続的な取り組みができる。

3-2. 硬貨貯金術のすすめ

500円玉貯金が難しい人には、自分で自由に設定しながら貯金が継続的に行える「硬貨貯金術」を勧めている。

貯金の仕方は非常にシンプルだ。

例えば、110円のミネラルウォーターをコンビニで購入する際に、財布の中に110円があったとしても500円玉か千円札を使って支払いをする。そのお釣りとなる硬貨を貯金したい分、貯金するという方法だ。

「500円玉」「100円玉」「50円玉」「10円玉」「5円玉」「1円玉」のお釣り全てを貯金しても構わないし、ストレス無く貯金できる硬貨に特定しても構わない。そのルールは、ここに書いてあることに従うのではなく、自分で決めていくことが大事。

自分で自分のことを決め、自分が心地良い選択を継続していくことが硬貨貯金術を成功させる唯一のコツになる。

4. 硬貨貯金&500円玉にゆうちょ銀行を勧める理由

500円玉を含む硬貨貯金にオススメしているのが「ゆうちょ銀行」になる。

入出金の手数料も無料で、比較的どの地域にもあることからオススメしている。もし、ゆうちょ銀行が難しい場合は、他の金融機関の口座でも構わない。

4-1. どの支店でも硬貨が入金できる

住んでいる地域によっては、特に気にすることなく自分の好きな金融機関へ入金していくことができるが、都心を少し離れると硬貨を入出金できる地域は特定されてしまうため、ゆうちょ銀行をおすすめしている。

4-2. 通帳の記録をしていた方が貯まっている感覚がある

私が500円玉貯金できない理由の1つにもなるのだが、正確に “今” 貯めたお金がいくらになっているか分かった方が、私の場合はモチベーションを維持できる。

そのため、定期的に貯めた硬貨を入金しに出掛けた方が、「自分に与えているお金が増えていることに喜びを感じる」ことができるようになった。

このようにして、貯金をする際は “自分の感情を意識していく” と抵抗感を読み取ることができる。

私を例にするなら、硬貨貯金術を開始してからお釣りとなる硬貨すべてを貯金にまわせるまでには1年位の期間が必要だった。硬貨貯金以外にも2つの貯蓄をしていたこともあり、あまり額を増やし過ぎても抵抗感を生むことがわかっていたので「今の自分にとって心地良い金額」を常に意識していた。

貯金をするという行為そのものは回数を重ねれば慣れる。しかし、その瞬間瞬間に発している自分のエネルギーにも意識を向けていくと良質な貯金ができるようになるので、ぜひ体験してみてほしい。

4-3. 硬貨貯金専用の口座をつくる

では最後に、これまでお伝えした手順を行動に移していく為に、お金を貯める箱を準備しよう。

貯金箱でも銀行口座のどちらでも構わないが、硬貨を貯金する為だけの口座であることが大事だ。

一般的にはどの書籍を読んでも、記事を読んでも「目標設定」を勧めていることが多いが、目標はただのゴールにしかならない。目標ではなく、目的を明確にしよう。

目標はゴールが対象になり、目的はビジョンが対象になる。

まとめ

硬貨貯金術は、あなたの役に立ちそうだろうか。

お金の価値を紙幣や硬貨の単位で決めているうちは、お金と対等な関係は築けない。私の場合は、それを『パチンコ依存症から借金600万円を克服した男の話』から学ぶことが多かった。

お金について学ぶキッカケは人それぞれだが、自分自身の精神に歪みがあると、それはお金や健康、人間関係が鏡となって自分に教えてくれる。

その事象をただの嫌なこととして認識するのか、それとも自分に新たな気付きを与えてくれるチャンスとして認識するのかで、その後の結果は大きく変わっていく。