大学生がお金を借りる前に知っておくべき、たった一つの視点

大学生 お金 借りる

もし、大学生のあなたがお金を借りる前に、この記事へ辿り着いたとすれば幸運の持ち主だと言えるかもしれない。その反対で既にお金を借りる経験をしていたとしても、早い段階で気付ける良いチャンスに巡り会えたと思ってもらえたら幸いだ。

なぜなら、私も大学生と同じ年齢だった20歳をキッカケに、何度もお金を借りる経験をしてきた為、経験者として共有できる知恵が豊富にあるからだ。

お金を借りることは悪いことではないが、 “たった一つだけ” 気をつけて欲しいことがある。それを伝えるべく、この記事を書き上げた。是非、今を見直し、今後に役立てていってほしいと思っている。

1. 大学生がお金を借りる前に気をつけるべき3のこと

大学生がお金を借りる前に知っておくべき、たった一つの視点

1-1. 大学生よ、お金を借りる意図を明確にしているか?

大学生のあなたがお金を借りるのには、どのような「意図」があるのだろうか。

お金貸してと言われたら参考にしたい6つのアドバイス』の記事ではお金を借りる側ではなく、貸す側をテーマにして書いている。お金を借りる前に貸す側の立場についても理解を深めておくこと良いだろう。

1-2. 大学生よ、お金を借りるだけではなくゴールを明確にしているか?

お金を借りようとするとき、大抵は目先の支出をカバーする目的だけの為に行っている。

だが、目先の出費を一時的にカバーできたとしても、借りたお金を返済できるまでのプランを持って借り入れをしているのとしていないのでは、結果は大きく変わっていくと伝えておこう。

したがって、お金を借りる場合は、返済までのゴールを明確にしておくことを忘れてはならない。

お金を借りる前に確認すべき6つのステップ

1ー お金を借りることの意図を明確にできているか

2ー お金を借りるだけではなく、返済プランを明確にできているか

3ー 何故そのプランで返済可能なのか、根拠を述べることはできるか

4ー 借りる金額と利息も含めて返済し、完済することはできるか

5ー 仮に返済出来なかった時、または毎月の支払い期日を超えたときのリスクを想定した準備はできているか

6ー 以上の条件で契約書をつくり、印鑑を押しても完済する覚悟があるか

これは大学生に限ったことではないが、お金を借りる際は、以上6つのステップに則ってお金を借りてから完済するまでのゴールを明確にしていることが大切になる。

1-3. 大学生よ、お金を借りる良いカモにされていないか?

「カモにされる」とはすなわち、 “良いように利用される” という意味を指す。なぜ、大学生がお金を借りるとカモになるのかというと、金融業者にとっての良い顧客になりうるからだ。

具体的な説明を加えよう。

世の中の広告を見渡してみると、お金を借りてもらう為に消費者金融や銀行が誰をターゲットにしているのかが理解できるはずだ。「なぜ、このタレントを起用しているのだろうか?」「なぜ、このようなコンセプトで広告をつくったのか?」など、目に入ってくるあらゆる広告に対して疑問を持ち、突き詰めていくと世界を見る視点が変わる。

何が言いたいのかというと、お金を貸す側の視点を持って欲しいということだ。

では早速、お金を貸す側のことを想像してみてほしい。

金融業者の儲けは、「借り入れの金額 × 返済期間」によって大きく変わる。なぜなら、利息の割合は返済期間によって変わるからだ。つまり、短期で返済する借金は利息が低くなり、長期(年単位)で返済する借金は利息が高くなる。ということは、長期間お金を借りてくれた方が儲かるということだ。

大学生の時期から何十万円ものお金を借りることはできないが、数万円〜10万円程度のお金を貸して少額の利益をつくることもできる。10万円の借り入れをした後にしばらくして完済し、また10万円の借り入れをしてくれたら利益は2倍になる。

大学を卒業し、就職した後は、今までより大きな収入が入るので一時的にはお金に余裕を持った生活を送ることもできるが、また少しお金に困ることがあれば同じようなサイクルを作り始めるだろう。他にも例を出せばキリがないが、以上の例が大学生がカモにされている理由だ。

2. 大学生の時期からお金の勉強をしておくべき3つの理由

大学生がお金を借りる前に知っておくべき、たった一つの視点

2-1 大学生のうちに自分でお金を稼ぐ経験をしておこう

一般的に認知されているような企業に雇われながら得るお金の稼ぎ方ではなく、自分のチカラでお金を稼ぐことを始めてみて欲しいということだ。なぜ、こんなことを勧めるのかというと、君たちがこれから生きていく時代は「個の時代」だからだ。

もう少し詳しく説明しよう。今我々が生きる時代は「情報革命時代」になり、その1つ前の時代は「産業革命時代」になる。簡単に説明すると、産業革命時代は物を量産して経済を発展させていた時代になり、今このように物が溢れているのは産業革命時代の名残といえる。

まだ情報革命時代は始まったばかりで、今後 IoT の発達と共にテクノロジーは増々発展していくことになるだろう。人工知能が発達してくると今まで人がやっていたことをロボットやシステムが自動で行ってくれるようになるので、人に投資をして事業を行う従来のモデルから、人工知能へ投資をして事業を行うモデルへと転換していくことになるはずだ。

ということは、人を雇用する必要が無くなってくるということになる。したがって、いつまでも企業に縋るような生き方をしていてはお金を稼ぐことはできないということだ。

まとめると、時代を可能な限り見据え、生き残っていく職業や事業モデル、消えていく職業や事業モデルの情報収集を続け、自分に適していることを試行錯誤していくことが鍵になる。それを大学生の時期から取り組んでいってほしいということだ。

必ずしも一発で適切な職を見つけられるということではないので、誤解はしないように。

最後に1つ補足をしておくが、時代を見据える方法は意外に簡単だ。有名な投資家達が何に投資をしているかの情報収集をしていれば良い。日本のなかで例えるなら孫正義がソフトバンクで得た利益をどこへ投資しているかを追っていくのも1つの手だ。ソフトバンク 株主総会を定期的にチェックしてみると良いだろう。

2-2 大学生のうちにお金を借りる経験をしておくメリット

金持ち父さん貧乏父さんシリーズを読んだことがないようであれば必ず読んでおいて欲しいのだが、利益が出るビジネスの為にお金を借りるのなら大学生であってもお金を借りることは良しだ、と私の場合は考えている。

なぜなら、お金を借りることをすれば、嫌でもお金の管理をすることになるからだ。

お金の管理とは、すなわちお金の流れを読むチカラを磨くことでもある。したがって、利益を生む条件に当てはまっている場合に限り、大学生であってもお金を借りることは自己成長とメリットへ繋げることができる。

2-3 大学生のうちに貯金をしながらお金の管理スキルを磨く

お金は己の精神がダイレクトに反映される物質の1つでもある。そのため、あなたがあなた自身をどのように感じているかで手元に引き寄せるお金の質は変わる。

お金を借りるという1つの選択には2つの側面がある。1つは、お金が足りなくて借りること。2つは、お金が有り余っていて、お金を借りることで投資へ繋げることだ。

大学生に限らず、ほとんどの人が目の前の問題を解決するためだけにお金を借りるという選択を繰り返し行っている。なぜこのような行動しかできないのかというと、正しいお金の教育を受けてこなかったからだ。

しかし、お金持ちの家計は「お金を増やす」「お金を蓄える」「資産を増やす」というように、一般家計では教わることがないお金の教育を受けてきている。だから、お金持ちの家計はお金持ちで有り続けることができるのだ。

なぜこのような話をしたのかというと、お金の教育とはすなわち、お金を稼ぐことだけではなく、入ってきたお金をどのように管理するかを学ぶ必要があることを伝えたかったからだ。

私の20代は借金の返済が生活の大半になっていた。だが、今では『貯金』『お金の管理』方法などによって大きく改善していくことができている。

最後に

記事タイトルにあった「たった一つの視点」、その答えをお伝えしよう。

それは、借りたお金を返し終えたときの自分が見えているか否かだ。

これからはお金だけではなく、生きていくうえでのプランニングが必要不可欠な時代になってくる。

今この記事を読んでいるあなたが大学生であれば、年金を受け取れなくても生きていけるだけの仕組みを個人で持っておく必要があることを今のうちから考え、行動に移していくことが必要不可欠になっていく。

こんなことを大学生に言うのも酷な話だが、国に依存しているままでは、未来に希望を見出すことは難しいだろう。

これからの時代は個人投資が一般化していくはずだ。そして、それが出来るか否かを決めるのは元金になる。したがって、貯金を含むお金の管理ができない人は、増々お金を借り続けなければならない状況を引き寄せることになるだろう。

さて、大学生のあなたは今後、どのようなライフスタイルを送っていきたいと考えているだろうか。