貯金できない人から一歩前進するために必須の17つの特徴

貯金できない

誰にでもできるはずの貯金ができないのは、一体なぜなのだろうか。

私が32年間、全く貯金できないのには明確な理由があった。

今でこそ貯金は簡単にできるが、自転車を乗るときや自動車免許を取るときと同じように、コツを掴むまでには多少の時間と体験が必要になる。

もし、あなたが貯金できないのであれば、以下で紹介する17の特徴を活かすことで貯金できない状態から一歩前進していくことができるだろう。

1. 貯金できない人ほど目的を明確にしていない

貯金したい人がなぜ貯金できないままでいるのかというと、目的が明確になっていないからだ。したがって、まずはじめに行うことは、貯金する目的を決めることにある。

なぜ自分が貯金をしようとしているのかを注意深く観察してみると、自分なりの答えが見つかるはずだ。私の場合は、「投資」をするための貯蓄が目的だったが、あなたにも貯金する目的を明確にしてほしいと思っている。

お金を貯めるといっても、いずれは使うことを前提に準備していることの方が多い。私でいえば、「投資」や「投資に失敗しても再び立ち上がることができる経済基盤をつくること」だが、一般的な例に多い「老後の生活費」も貯金する目的の1つに成り得る。

このように貯金の使い道は人それぞれだが、貯金できないことを克服したいのなら、まずは貯金をする目的を定め、それに喜びや楽しみを見出していくと良質な貯金ができる。

2. 貯金できない人ほど、頑張っている

私自身を振り返ってもそうだが、貯金できないという思い込みが強くなればなるほど、意気込んでしまったり、躍起になって貯金をしようとする。だが、「貯金できない」という意思のまま「貯金しよう」と意志を固めても、いずれ挫折してしまうことだろう。

私が貯金できないことを克服できたのは、金額ではなく、 “貯金ができたという事実をつくること” にあった。

例えば、毎月3万円の貯金をしようと決めたものの、つい今までの習慣を断ち切ることができず、1000円しか貯金できなかったとする。一般的にはこのような場面に遭遇すると、ネガティブな感情を抱いてしまう。

だが、『貯金の仕方』でも解説したように、人間の習慣を変えるまでには多少の時間が掛かる。ということは、今まで貯金できなかったのに、いきなりできるようになることの方が可笑しいのだ。このカラクリが理解できるようになると、頑張ったり、スグに結果を求めるということが無くなってくるはずだ。

したがって、貯金できないことを克服したければ、 “たった今” 可能な金額から貯金をはじめてみることだ。貯金することに慣れていくことができれば、次第に貯金する金額を増やしていくことはできる。

まずは、貯金に慣れることを意識し、貯金を毎月の習慣にしてこう。

3. 自己否定している人ほど貯金できない

貯金できないことに自己否定を繰り返していても貯金はできるようにはならない。

なぜなら、お金とは己の分身だからだ。あなたが貯金できないことに意識を集中すればするほど貯金できない状況に陥ってしまう。それに伴い、あなたの意識がお金という物質になって現れることになる。

「1」でも伝えたように無理なく始められる金額で貯金をスタートさせよう。

4. 自分は自分、他人は他人という意識でいること

周りの人や社会からの視線で自分を見るのではなく、自分は自分として確立させよう。

貯金に限ったことではないが、そもそも他人と自分を比較する必要など何処にもない。収入にしろ貯金にしろ、金額で評価を得ようとしてしまいがちだが、あなたの評価は自分でしてあげれば良いのだ。

自分のことは他人ではなく自分が認めてあげることが何より大事になる。

したがって、貯金を始めるキッカケは他人からの影響であってもいいが、貯金した金額や習慣に対する自己評価は、他人を基準に決めることではない。

5. 固定費の見直しができていない人ほど貯金できない

赤字家計からの脱出』でもお伝えしたように、固定費の見直しは貯金できるできないに関わらずやるべきだと思う。

固定費の金額は、個々が持つ固定観念の表れの一種でもあるからだ。

ひとつ例を挙げよう。固定費の基本ともいえる「家賃」や「住宅ローン」、または「車」や「スマホ代」でもいい。毎月ある一定の額を支払いや返済に当てているはずだが、家賃交渉をしてみたり、『ソフトバンク 料金プラン』の記事でシュミレーションしたように、スマホ代のプランを見直してみることで少額でも固定費を下げることはできる。

「住宅ローン」や「借金返済」がある場合は、こちらのシュミレーションを使ってみるのも一つの手だ。

人によって限度はあると思うが、このように無意識に形成されている固定観念へ気付き、ほんの少しでも前向きに見直す姿勢を持つことができれば固定費の減額も可能になるだろう。以上の理由から、貯金できないという結果は、一種の固定概念とも言える。 

6. 貯金する金額より変動費の支払いが多いと貯金できない

変動費とは、毎月変わる費用のことを指す。赤字家計を生むキッカケになったり、貯金できない理由もこの変動費の管理を疎かにしている可能性が高い。

私は「固定費」「変動費」「収入」「税金」を含める全てをエクセルで管理しているが、簡易的に管理できるアプリを使ってもらっても構わない。自分が毎回使うお金がどこに流れているのか記録を残しておくと、お金の管理が上達していくはずだ。

このように、こまめに変動費の記録も取っていくことで、貯金できない理由は徐々に無くなっていくだろう。

7. 無駄遣いが多いと貯金できない

無駄遣いは変動費から発生することの方が多い。したがって、役に立たないことや効果のないことに対してお金を使ってばかりいても、貯金できない状態を脱出することはできない。

はじめのうちは無駄遣いを防ぐのを難しく感じるかもしれないが、継続的に意識していれば少しずつ慣れていくはずだ。こちらでも同じように、お金をどのように管理するかが問われている。

何が無駄遣いなのかの対象は、人それぞれで違う。他人が無駄遣いに感じている物を参考にするのではなく、あなたが無駄遣いに感じる物に気づかなければならないということだ。

8. 貯金できない人ほど予算を組んでいない

個人の生活に落とし込んだ予算は勿論、ビジネスを行っている事業主にとっても予算組みは大事な要素になる。

はじめのうちは少しストレスを感じるかもしれないが、やがては自分で決めた予算内でお金を使うことが楽しくなってくるはずだ。私も貯金できないときは、毎月のようにお金が無い状態になることが多かった。

だが、貯金をはじめてからは、銀行口座にお金があるという事実ができたので、お金は確かにココにあるという現実を素直に受け入れることができただけではなく、「私は、お金を持っている」 = 「すなわち、私はお金持ちだ」という風に自己評価を上げていくことができるようになった。

9. 貯金を後回しにしている人ほど貯金できない

毎月の支出に対して余ったお金を貯金しようとしている人ほど、貯金できない。

上手に貯金するコツは、収入が入ったら一番先に自分自身に与えることだ。支出とはつまり、他人にお金を与えることになる。まずは、稼いだお金を自分自身に与えてあげる努力をしていくと自己価値も上がり、貯金できるように変わっていくはずだ。

銀行口座へ収入が入金されたあとは、即、貯金専用の銀行口座へ入金する習慣を取り入れよう。

10. 貯金できない人ほど、貯金口座を作っていない

私が貯金を習慣化できた理由として考えられるのは、やはり貯金口座をつくったことにあったように思う。貯蓄や貯金の基本ともいえる行為だが、貯金できない人からすると意外な盲点だったりするものだ。

それゆえに、貯金を習慣化させたい気持ちがあるようなら、まずは貯金専用の口座を作ることからはじめることをお勧めする。詳しくは、『貯金口座におすすめの銀行3社&貯金を成功させる3ステップ』で解説しているので、参考にしてみよう。

11. 貯金できない人ほど、支払いがクレジットカードだけになっている

「ポイントが貯まるから」という理由でクレジットカードを支払いの全てに使っている人は多い。クレジットカードを使うことは悪いことではないが、使い方に独自のルールを設けていないことには、支出のコントロールをしていくのは難しいと言えるだろう。

クレジットカードを使えば実際にポイントは付くし、貯まるだろうが、その分支出も増える。なぜなら、ポイントはお金を使わなければ貯まらないからだ。それに加え、貯まったポイントを使う際にも注意を払おう。

ポイント制度』の記事にも書いたようにポイントをお得に使うコツは、毎月の固定費や消耗品などに使うことだ。これで浮いたお金を貯金にまわしている人は、賢い貯金をしているといえる。

12. 貯金できない人ほど、複数のクレジットカードを使っている

クレジットカードは一枚あれば十分だ。多くても2枚までだろう。

もし、3枚以上のクレジットカードを持ち、使い続けているようなら貯金できない状態を自らつくりにいっているようなものだ。また、クレジットカードにはお金を使わせる仕組みが豊富に整っている。

「分割払い」「キャッシングローン」「リボ払い」の機能もそうだ。私も『600万円の借金』をつくるキッカケになったのがクレジットカードだが、最大で5〜6枚くらい持っていたし、常にパンパンになるまで使っていた。あなたも私と同じ経験をしたいなら止めはしないが、そうでないなら今のうちに改善しておくことを勧める。

お金の出口を一箇所にまとめておくと、管理もしやすくなるはずだ。複数のクレジットカードを持つということは、限度額、すなわち手元にお金が無くてもお金が使える仕組み意図的に増やしていることにもなるので、自然と支出も膨らみやすくなる。

13. クレジットカードのリボ払いを繰り返していると貯金できない

リボ払いとは、結局のところ借金だ。クレジットカードで支払いを済ませた商品やサービスに対して、毎月の支払額を一定額にすることで利息を発生させるシステムになっている。

システム上はお得なように感じさせているが、計画的に使わないと恐ろしい結果を招くことになる。

支払いの目処が立っていて、計画的な利用を前提としたリボ払いをしているなら構わないが、今を凌ぐためのリボ払いであった際は、貯金をしてくことは難しいだろう。だが、それでも貯金をしていくことを私は勧めている。

どんなに収入が低く、借金の返済があったとしても、『小銭貯金』ならできるし、習慣を変える良いキッカケになると思っているからだ。まずは、 “たった今できること” からはじめていこう。

14. 赤字家計でいるうちは貯金できない

赤字家計になっている以上、貯金はできない。なぜなら、自分に支払うお金より他人に支払う分に多くのお金を使っているからだ。

また、以上で伝えてきたように赤字家計の根本は収入の額が問題になっているのではなく、クレジットカードの使い方やローンなどによるお金の使い方に偏りがあることが問題になっていることの方が多い。

したがって、貯金できない状態を克服するには、お金の管理全般を見なすことからはじめていかなければならない。

15. 貯金できない人ほど固定費が多く、危機感がない

現代では「スマホ代」「インターネット回線代」を含む “通信費” や、「Hulu」「Netflix」「Amazon プライム」を含む “月額課金” などにより、毎月の固定費が増えやすい時代になっている。

今後は「IoT」や「VR」などの新規サービスの出現によって、増々固定費が増加しやすい時代に突入していくはずだ。それだけではなく、電子マネー決済も『Apple Pay』がローンチされたことにより、増々普及してくだろう。つまり、紙幣や硬貨が手元に無くてもお金が使える仕組みがより一層加速していくということだ。

ここでも同じように、固定費の見直しをしてくことが貯金できない現実を変えていく必須手段になる。

16. 収入を使い切ってしまう人ほど、貯金できない

自分の好きなことや楽しいことにお金を使うことは、とても良いことだ。だが、貯金したいのなら、貯金するための分をあらかじめ専用の口座へ入金していることが貯金を増やす条件になる。

貯金できない 主婦

画像のように、自分の手元に入ってくるお金を「投資・貯金」に使うのか、「消費・浪費」に使うのかで、体験する結果は大きく変わる。

17. 貯金できない人ほど目標を高く設定し過ぎている

これまで貯金できた試しがないのに、いきなり高い目標を設定したからといって貯金が上手くいくわけではない。最終的な目標は大きく設定しても構わないが、はじめのうちは小さな目標を設定していこう。

例えば、私と同じように32歳まで10万円を超える貯金ができた試しがない人は、1〜5万円で始めてみると良いはずだ。もしくは、私がやっているように金額を目標にしない目標設定をしてみるのも良いだろう。

私は自分で事業をしているので、毎月の収入が一定額になることは無い。それゆえに、決まった金額を貯金することがストレスになるとわかっていたことから、パーセンテージ貯金をしていた。

はじめのうちは、収入に対して5%を貯金していくように設定し、独自のルールを決めて取り組むことで徐々に貯金を増やしていったのだ。このようにたった今できることからはじめていくことで、貯金を増やすことはできる。

まずは、焦らず実践していこう。

まとめ

あなたがもし貯金できないのであれば、以上のような理由が当てはまるはずだ。

だが、これらはあくまで私が体験してきたことによる主観的なアドバイスに過ぎない。だから、あなた自身で独自の貯金法を創り上げて欲しいと思っている。

なぜなら、自分にフィットしたものだけが真の成功法になるからだ。したがって、これからどんな結果を創るかは全てあなた次第ということになる。行動へ移す前に必ず意図を明確にしていこう。

ここに書いた情報が、あなたが貯金をはじめる良いキッカケになることを願っている。