意外と無駄遣いになりがちな1つにスマートフォンの料金プランがある。
最安の料金プランになっていると思いきや、調べ直してみると今より安く利用できる料金プランがあることに気付いた経験はないだろうか。
基本的にはスマートフォンを Wi-Fi に繋いで利用することが多いので、 Wi-Fi を上手く利用すれば今よりも安い料金プランに変更することはできる。
以下では、ソフトバンクで iPhone5s から iPhone7 に機種変更しながら料金プランも同時に変えた内容について紹介しているので参考にしてみてほしい。
1. ソフトバンク 料金プラン
私の場合、キャンペーンを利用した本体価格ゼロ円の iPhone5s を契約後、毎月8311円(以下同様 税込)の料金プランになっていたのだが、2年契約を終えたあと月月割の値引きが終わったこともあり、毎月8804円の料金プランに変わっていた。
スグに料金プランの最安値を調べたが、色々と調べているうちに iPhone7 に機種変更した方がお得なのでは?と思うように変わっていった。
1-1. ソフトバンク データ定額プラン5GBを変更して節約する
以下が2016年10月に使用した料金プランのデータ使用量だ。
基本データの容量は「データ定額プラン 5GB」を使用していたが、くりこしデータ量は「4.2GB」になり、使用データ量は「0.8GB」だった。要するに月間で「1GB」も使用していないということだ。
それだけではなく、くりこしデータ量が蓄積されていることもあり、通信速度低下までの残りデータ量は「8.28GB」になっている。この結果をみて、いわゆる無駄遣いをしていたことに気付いた。

過去の使用データ量を遡ってみてもMAXで2GBを超える使用がないことがわかり、基本的には1GBあれば十分だということだった。
この事実に気付くのが遅すぎたようにも感じるが、後悔している暇があったら前向きな選択をして変えていこうと決めたこともあり、ソフトバンクだけではなくワイモバイルなど格安スマホの料金プランなども含めて比較してみることにした。
1-2. 低価格 スマホ simフリーを検討した結果
「ワイモバイル」「楽天モバイル」等、スマホの料金を低価格にする為に「 simフリー iPhone7 」を購入してからワイモバイル等で契約しようか検討してみたが、計算してみるとそこまで大きな違いは無いことがわかった。
Apple Store で iPhone7 256GB sim フリーを購入した場合の価格は102384円(税込)になり、ワイモバイルで契約した際は以下のようになる。
ワイモバイル 料金プラン(2016.11)

ソフトバンクの使用データを参考にすると私の場合、一ヶ月で1GBも使用していないことがわかるので「スマホプランS」を検討していた。すると、ワイモバイルで2年契約をした場合の料金プランが合計金額77242円(税込)になる。
結果、 iPhone7 sim フリーを一括購入してからワイモバイルで2年契約した合計金額は、179626円になることがわかった。(概算)
では、ソフトバンクで iPhone7 256GB を2年間契約した場合の料金プランはいくらになるのだろうか。以下を参考にしてほしい。
2. ソフトバンク iPhone7 256GB 料金プラン最安

上の画像で契約した場合、 7,750円/月 × 24回 = 186,000円 になる。
ということは、 Apple Store で一括購入してからワイモバイルで2年間契約をした方が概算で6000円ほど安くなるということだ。この6000円を『小銭貯金』など貯金にまわすことも検討したが、このまま上の画像とおり機種変更で契約を続行することに決めた。
2-1. データ定額プラン2GBと通話定額基本料の組み合わせで節約は可能
話をソフトバンクの料金プランに戻すが、データ定額プランを 5GB から 2GB に変更するだけで 1620円 の節約ができることになる。もう少し安くしたかったが、データ定額プランミニ2GBを利用する際は「通話定額基本料」を契約している必要があるようなので「通話定額ライト基本料」との併用ができなかった。
また、「データ定額プラン1GB」を利用する際は、「タダで機種変更キャンペーン」と「月月割」が適用されない仕組みになっているようだ。シュミレーションをしてみた結果、11,032円/月になることがわかった。
したがって、「データ定額プラン 2GB」と「通話定額基本料」の組み合わせは、現状で1番の最安価格になる。( iPhone7 機種変更に限り)
2-2. iPhone5sをヤフオクではなく、タダで機種変更キャンペーンに活用する
今までは機種変更したあと不要になったスマートフォンをヤフオクに出品していたが、今回はヤフオクが面倒だったこともあり「タダで機種変更キャンペーン」に活用することに決めた。
そのおかげで2年間1100円の値引きが適応されるので、ヤフオクで売るよりは今回においては良いと判断している。
3. ソフトバンク料金プランの見直しで節約できること
あなたがどのようにスマートフォンを利用しているかで料金プランの見直しにも違いが出てくるが、以下の3点を意識するだけでも少額の節約が可能になる。
利用頻度の低いサービスは徹底的に排除していこう。
3-1. ソフトバンク店頭で料金プランを決めない方がお得?
人によっては店頭へ足を運び、店員の説明を受けながら料金プランを決めたほうが契約変更はしやすいはずだ。
しかし、店員にも売上ノルマがあるので単純に売上を下げるだけの接客をすることはないと思っていた方が良いだろう。よって店頭に訪れる際は、何らかのキャンペーンを勧められたり単価アップする仕組みへの誘導を受けることになり兼ねないはずだ。
あなたが他人に影響されることなく自分の意志を貫き通すことができるタイプであれば問題ないが、勧められたら断りきれないようなタイプであれば、オンライン上でしっかり調べた後に店頭へ向かうなど工夫を加えよう。
きちんと調べることができればオンライン上で料金プランの変更をすることも簡単にできるので、自分で変更手続きをしてみるのも良いかもしれない。
3-2. Apple Care等の保証を使ったことがあるか?
私は、 iPhone を落としてしまった経験はあるが故障して使えなくなった経験は一度もない。
MacBook Pro を使用している時から Apple Care の保証金に疑問を感じていたこともあり、ある時期から iPhone 用 Apple Care の契約を解除することにした。
スグに壊してしまうタイプの人もいると思うので必要であれば契約していて問題ないと思うが、過去を振り返ってみたときに故障した経験がない人にとっては、もはや必要だとは言えないだろう。
たかがひと月数百円だと思っているかもしれないが、お金の額でお金の価値を決めている人ほどお金が無い思考パターンで生きている可能性は高い。
3-3. キャンペーンという名の継続課金は避けるべし
ソフトバンクでもキャンペーンを利用したプロモーションは多く、表面的なところだけを見れば確かに安くなったりお得になったりしているのだが、気をつけなければいけない点1つだけある。それが、「毎月の支払い合計金額」だ。
「コレとコレを合わせて利用すると◯◯円お得になる」という売り込みだけを鵜呑みにするのではなく、今利用している料金プランとの合計金額が安くなっているのか、お得になっているのかを見極めなければならない。
『ポイント制度』の記事でも書いたように、最終的に誰が得をしているのかを見抜く技術を磨いておくことも大事だと思っている。入念に調べる際は、「※」が付いているキャッチコピーや説明文を見逃さないように気をつけよう。
4. iPhone7 ケースにはレザー素材がおすすめ

これは余談だが、iPhone7 ケースは Apple Store で購入できるレザーケースがおすすめだ。
その他にオシャレで人気を集めている「ADOPTED」の iPhone ケースを検討していたのだが、発売までに時間が掛かりそうだったので諦めることに。
私は Apple Store で購入してしまったが色々と探してみた結果、かっこいい iPhone レザーケースを見つけることができたので以下のリンクを参考にしてみてほしい。
>> かっこいい iPhone7 レザーケース <楽天市場>
>> 人気が殺到している旬の iPhone7 レザーケース <Amazon>
5. iPhone7 液晶画面ガラスフィルムのおすすめ品
あまり薄すぎても画面保護の役割が弱まってしまうので選択に迷ったが、 0.15mm というちょうど良い厚さの画面フィルムがあったので楽天市場で注文してみた。
発送元が福岡ということもあり、メール便にしては遅く到着まで約1週間ほどかかったが、付け心地と使用感はバッチリだった。0.3mm タイプの画面フィルムもあるので参考にしてみてほしい。
>> 【送料無料】iPhone7 液晶画面ガラスフィルムのおすすめ品 <楽天市場>
改めて Amazon で調べてみたところ、やっぱり Amazon で購入すれば良かったと少しばかり後悔。。今の時代、発送に一週間はあり得ないと判断した。
>> 【Amazonで買えば良かったと後悔】iPhone7 液晶画面ガラスフィルム
まとめ
自分では節約しているつもりが、無駄遣いしていることも意外に多い。
それゆえに、ソフトバンクの料金プランだけではなく、『赤字家計からの脱出』に書いた固定費の見直しのように、定期的に現在の支出を見直す習慣を取り入れることも大事だと改めて気付かされた。
人間は、昨日の思考パターンを引きずりながら、ほとんどのことを今日も繰り返し行なっている。だが、たった今この瞬間、現状の問題点に気付くことができれば、残りの2%で少しずつ変化を加えていくことが可能なのだ。
メリットだけを追いかけるのではなく、その反対にあるデメリットも含めた表裏一体の視点で取り組んでいこう。