資産運用 初心者がゼロからはじめる投資戦略

資産運用 初心者

投資初心者でも毎月1万円から金融資産を構築し、資産運用をはじめる方法はある。

だが、それ以前に自己管理ができていないことには、資産運用をしていくことは難しいと先に言っておこう。

なぜなら、一時的な投資をすることが資産運用の本質ではないからだ。したがって、資産運用を開始する際は中長期的に取り組んでいくことが前提条件になる。

それゆえに、資産運用では「投資に必要な元本」と「自分を律する精神力」の2つが必要であることを覚えておいてほしい。それでは解説していこう。

1. 資産運用をはじめる前に初心者が知っておくべき4つのこと

資産運用 初心者

1-1 資産運用は中長期的に取り組んでいくもの

資産運用を始める前に認識を歪めないで頂きたいのが「資産運用 = 目先のお金を稼ぐ」ではないということだ。

資産運用とはすなわち、金融資産になり得るモノの価値を時代と共に高めていくことを指す。したがって、短期的な利益を得ようとする行為は資産運用の定義から外れる。

それだけではなく資産運用を始める際は、少なくても3年という期間を視野に入れて運用していくことを基準としよう。なぜなら、3年未満という期間内で資産価値を高めようとすることは、逆に難易度を高くしてしまうからだ。

時間だけが全てではないが、資産価値を高めることに時代の変化が関係しているのは間違いない。それゆえに短期的な資産運用は避け、初期段階では堅実的な資産運用を心掛けていこう。

1-2 未来の設計図が資産形成の指針と土台を創る

資産運用を開始するためには、資産を形成していくことから始めていかなければならない。資産にも「土地」「不動産」「権利」など色々なタイプがあるが「時計」「金」「コイン」など、時代の変化と共に価値が上がっていく物も資産価値に含まれる。

それらも含めたうえで資産となり得るものを形成していこう。

それともう一つ、資産運用を行っていくうえで、どんな未来を体験していきたいのかを “今” 決めておく必要がある。なぜなら、資産運用と人生設計は密接な関係にあるからだ。したがって、資産形成をする際は「5年後、10年後にどんなライフスタイルを送っていたいのか」また、「そのライフスタイルを送る為に必要な資源は何か」を知っておく必要がある。

言い換えれば、そのビジョンが無いうちは資産運用だけでなく、資産形成すらできないということだ。まずは、資産運用を行ううえで欠かすことのできない指針を明確に認識できるよう努めていこう。

1-3 資産運用に土台は欠かせない

次は、資産運用を中長期的に行っていく為の土台を創ろう。

ここでいう土台とは現金、すなわち貯金をつくることになる。目安は『資産運用に備える三段貯金法』で説明している通り、半年〜1年くらいの期間、無収入でも生活していけるだけの貯金をつくっておくことを条件にしている。

とはいえ、投資規模や商品の種類にもよるので必ずしもではないが、精神的に余裕をもって投資できる程度の貯金はつくっておいた方が良いだろう。

投資先を一生懸命探すことも大事だが、それと並行しながら現金を蓄えておくことも大切な準備だと私は思っている。

1-4 投資は損得よりも好き嫌いで決断する

投資した結果から必ず利益が発生するとは限らないということもあり、一般的には損得で投資を考えがちだ。

だが、私はこれまでの記事でも伝えてきたように、 “自分にとって良い気分になる選択をしていくこと” が投資を成功させる鍵になると思っている。これは投資だけではなく、消費をする際にも同じことがいえる。

したがって、投資をしようが、消費をしようが、結果の損得だけで決断することは、あまりおすすめできない。

より具体的な話をするなら、投資先に対してあまり良い印象をもつことができなかったにもかかわらず、投資先の利益が向上していることから、ここに投資をすれば儲けることができるという損得を前提に投資をしても、儲けることは難しいということだ。

また、損得で判断しているということは、短期的な投資を目論んでいることになる。投資にも様々な商品や手段があるので全てをまとめることはできないが、中長期的に取り組んでいったほうが資産運用は成功しやすいという観点からも、投資先は「好き」「嫌い」のどちらかで決めることが重要だ。

2. 資産運用 初心者が始めやすい2つの投資先

2-1 ひふみ投信の積立投資信託で資産運用をはじめる

ひふみ投信

私の資産運用の第一歩は、ひふみ投信の積立投資信託だった。

なぜ、ひふみ投信を選んだかというと、初心者でも資産運用がしやすい仕組みが整っているからだ。したがって、この手法は一攫千金を狙って大金を稼ぐようなタイプではないと先に伝えておこう。

まずは貯蓄と同様、やったことがないことに慣れていくことが大切だ。

ひふみ投信を選んだ3つの理由

ひふみ投信を運用している企業は「レオス・キャピタルワークス株式会社」になるのだが、投資を託すに至った理由は3つあるので紹介していこう。

1 初心者が実践しやすく信頼性が高い企業だったから

参入障壁が低い分、リターンが低い点はあるが、あまり高いリターンを基準にしていたわけでもなかったので、全体的にバランスが良い投資先だと感じた。それに加え、多角的な視点で見ても中長期的に取り組んでいけば元本割れするリスクは極めて低いと感じたことも決め手のひとつになっている。

2 ひふみ投信は積立投資の金額を調整しやすい

最低1万円以上、1円単位から増額することができるので私のように自分で事業を営んでいる者にとっては非常に有難い仕組みだった。具体的な金額の例は後述しているので省略するが、自分の成長を加速させる仕組みと連動させて取り組みやすいことも気に入っている。

3 創業後の歴史を垣間見ることができたから

私は、はじめての投資先をどこにしようか、しばらくの間、迷っていた。自分の好奇心が許す限り情報収集をしていたのだが、その「統計データ」「他人の評価・信念」だけを参考に投資先を決めることができなかったのだ。

しかし、『ひふみ投信』に関しては、存在を知ってから2日ほどで契約申請に至った。

その決め手は、投資として運用する側の人となりをサイトや動画から確認することができたこと。それから、創業後スグにリーマン・ショックを経験し、これまでに何度か経営危機を経験していたことも信頼要素として大きかった。

その他にも顧客管理システムが自分好みだったこともあるが、一番は「危機を乗り越えてきた背景と成長を知ることができたこと」「投資に対する真っ直ぐな姿勢を感じたこと」が、投資を託す確信に発展した。

もし、少しでも『ひふみ投信』を運用しているレオス・キャピタルワークス株式会社へ興味が湧いた方は、公式YouTube に過去配信してきた動画が格納されているので、参考にしてみよう。企業イメージの大枠が理解できるはずだ。

2-2 金やアンティークコインで資産運用をはじめる

2014年あたりからジワジワと一般化されはじめ、資産運用として注目を集めてきたアンティークコインもおすすめの投資先の一つだ。

大きく分けて「投資資源」と「コレクション」として売買されているが、資産運用としての扱いも有りだと思っている。

売買されているコインは、数万円〜数千万のコインがある。少なくても100万円以上する人気アンティークコインへ投資することが条件になるので、いきなり全ての金融資産を投じることは難しいかもしれないが、今後の為にも視野に入れておこう。

興味があれば、『アンティークコイン 関連書籍』を読んでみることを勧める。

ユニバーサルコイン 無料会員のすゝめ

また、ユニバーサルコインへ無料会員登録をすれば、定期的にアンティークコインに関する旬の情報やセミナー紹介を行ってくれる。資産家や富裕層の顧客が多いことから、冊子を使って読み応えがある情報提供をしてくれるので興味が湧いた人は参考にしてみよう。

>> ユニバーサルコイン 公式サイト

3. 私が資産運用で行っている具体的な4つのステップを紹介

資産運用 初心者

お金でお金を殖やす為には、元本が必要になる。

冒頭でもお伝えしたように、『ひふみ投信』の積立投資信託は毎月1万円から始められるので初期資金が無くても開始できる。それゆえに、貯金ゼロの初心者へもおすすめできる内容になっている。

以下で一連の流れを解説していくので、参考にしてみてほしい。

3-1 三段貯金法や固定貯金で投下資金をつくる

既に資金が整っている人は次項へ移ってもらって構わないが、資金ゼロもしくは、資金が少ない段階にある人はお金の管理を優先的に始めていく必要がある。

私は、土台をガッチリ固めておきたいので『三段貯金法』で資金を蓄えてきた。無理なく毎月行える貯金法になっているので、参考にしてみてほしい。

3-2 一部の資金を積立投資にまわして資産運用を開始する

特に初心者は、投資を大きく行うことを考えるより、少しずつ無理が生じない程度に行っていくことを考えてほしい。

1-3 余った貯金で分散投資をはじめる』でも書いたように、貯金した全額をいきなり一括投資するのではなく、貯金した一部の資金を期間に分けて投資していくことを勧めている。投資に偏り過ぎず、貯金に偏り過ぎず、バランスを大切にしていこう。

3-3 積立投資信託の入金額を三ヶ月毎に10%ずつ上げる

お金に愛される人のルール』の書籍に書かれているように、私もこの不滅口座の概念を基に実践している。

この仕組みを「毎月1万円」「毎月3万円」「毎月5万円」で開始した際の例を説明すると、以下のようになる。

積立投資信託を1万円で始め、3ヶ月毎に10%ずつUPさせた場合

3か月毎に10%UP積立投資する金額
1〜3月10,000
4〜6月11,000
7〜9月12,100
10〜12月13,310

積立投資信託を3万円で始め、3ヶ月毎に10%ずつUPさせた場合

3か月毎に10%UP積立投資する金額
1〜3月30,000
4〜6月33,000
7〜9月36,300
10〜12月39,930

積立投資信託を5万円で始め、3ヶ月毎に10%ずつUPさせた場合

3か月毎に10%UP積立投資する金額
1〜3月50,000
4〜6月55,000
7〜9月60,500
10〜12月66,550

このように、3ヶ月毎に10%ずつ積立投資にまわす金額を上げていく方法を取り入れている。上の例は一年でしか表していないが、2年目、3年目と継続させて3ヶ月毎に10%ずつ増やしていくのが好ましい。

なぜ3ヶ月毎に10%なのかというと、人は金銭の変動の10%までは抵抗感なく扱うことができ、3ヶ月は人が新しいレベルの目標に適応するのに適当な時間だという調査に基いている。(『お金に愛される人のルール』P138より)

必ずしも10%でなければならないということではなく、1%〜10%の間で好きなように設定してもらって構わない。

仮に無理が生じた場合は、金額を調整してストレスやプレッシャーにならない状態を意識していこう。数値を高めたり負荷を与えることだけが必ずしも有益に働くとは限らない。

3-4 余った貯金で分散投資を開始する

何を選択するにせよ、どんなときも2つの側面を意識するように心掛けてみてほしい。

投資の基本だが、分散投資をすることでリスクを軽減することができる。第一ステップでは積立投資信託を紹介したが、『ひふみ投信』以外の投資信託へ分散投資をしてもらっても構わないし、私のように余った貯金を金やアンティークコインへ投資していくのも一つの手だ。

だが、闇雲に分散投資を行えば良いわけではないので、多角的な視点を持って投資先を決めていくことを忘れないように。

このときも「損得」で投資先を決めるよりも、「好きか嫌い」で投資先や商品を決めていくこと。それから中長期的に運用できることを条件に、価値の変動を見極めながら決断していこう。 

最後に

私は、このような概念と信念をもって資産形成と資産運用を行っている。

まだまだ多くを語れるほどではないが、今後も様々な分野にチャレンジをしていきながら資産運用について学び、シェアしていこうと思う。

資産といっても金融商品や現金だけが対象ではなく、ビジネスにも資産価値をもたせることができる。

ビジネスでの資産構築については、また次回以降の記事で紹介していくので楽しみにしていてほしい。