小銭貯金を始めたら3ヶ月で10万のお金を引き寄せた話

お金が貯まる額を気にすることなく銀行口座へ小銭貯金をしていたら、突然10万円が引き寄せられたと言われたら、あなたはその事実をどのように受け止めるだろうか?

もし、この事実に興味が湧いたなら、本ページを読んでいる際に感じる「感情」と「思考パターン」に意識してみてほしい。

なぜなら、その「感情」と「思考パターン」こそが、あなたの中に眠っている「信念」になるからだ。

信念というと少し難しく感じるかもしれないが、平たく言うと「自分が信じていること」という意味合いで理解してもらえれば問題ない。

つまり、お金を引き寄せるも、小銭貯金を成功させるも、それをする 本人の信念が何に基づいているかによってプラスにもマイナスにも転じるということ。

したがって、より多くのお金を引き寄せたければ、そのお金が手元にないときからお金が手元に入ってきたときに感じる「喜び・感謝」の感情と同調している必要がある。

まずは、以下で解説しているように、「小銭貯金をどのように取り組んでいるか」「お金をどのように認識しているか」を自覚することから始めよう。

もくじ

1. 小銭貯金をする際は、貯金箱の開封をして良しとする

小銭貯金の代表的な方法としてはやはり、「貯金箱」ではないだろうか。

一般には、「貯金したお金は、貯金箱が一杯になるまで開封してはならない」と思い込みがちだが、そんな決まりなど何処にも無い。

その貯金箱で理想通り小銭を貯金できればいいが、「〜しなければならない」という意識で貯金をしようとしても途中で挫折してしまうのが落ちだ。

有名著者が書いているお金や貯金、貯蓄関連の書籍を読んでいると必ずと言っていいほど、「一度入金したお金は口座から引き出してはならない」と説明している。

しかし、私は「ある条件に限り、出金を認める」というように自分で自分が納得できるルールを決めた。

これによって無駄なプレッシャーや規律を排除することができ、リラックスしながら純粋に自分の喜びだけにフォーカスすることができた。

他人の成功事例を鵜呑みにしてはいけない!

このように何か新しいことにチャレンジしていく際は、他人の成功事例を鵜呑みにするのではなく、自分に置き換えて取り組むならどのような方法がベストかを考えて実行していく癖を習慣にしよう。

1-1. 小銭貯金は毎日すべきか?

先にお伝えしたように、何かに取り組む際は必ず自分のなかでルールを決めよう。そして、そのルールを厳しくしてはいけない

これは小銭貯金だけに限ったことではないが、貯金を成功させるコツは「逃げ道を与えてあげること」にある。

そのため、「毎日かならず貯金をしよう」とか「毎月いくらは絶対に貯めよう」など、「必ず」や「絶対に」と意気込むことはおすすめしない。

熱しやすく冷めやすいではなく、熱する必要もなければ冷める必要もないのが貯金だ

感情だけで取り組んでも上手く出来っこない。

私もこのような経験を何度もしてきたから分かる。ゆえにこれから紹介していく方法に辿り着くことができた。

このような経験から何かを始める際には「できた時のことだけではなく、仮にできなかった時のことも想定して取り組むべき」と考えている。

もし、小銭貯金が苦痛になってきたら、その時どのように対応するのか?などだ。

例えば、毎日小銭を貯金すると決めていた人が、給料日前に貯金できるだけのお金が無くなってしまったとしよう。

このような場面でよく有りがちなことが「自分で毎日貯金するって決めたんだから、なんとしてもやり遂げなければ!!」と躍起になってしまうことだ。

意識してほしいポイント

しかし、この「意識」「感情」「思考」で小銭貯金を進行していても、 “「無理に」「躍起に」なっている” ので、なぜか近い将来、無理して貯めたお金が出ていくことになる。

この現象を不思議に感じる人も多いと思うが、極々自然なことなのだ。

なぜなら、そのときに発している自分の感情と思考が、その後の未来を創っているからだ。

それゆえに、純粋にお金を引き寄せたければ無理強いしたり、躍起になってする行動はおすすめできない。

結論としては、貯金を “毎日する” という “行為” で決めるのではなく、 “貯金をする行為が自分の喜びになっているか否かを判断基準にすること” を優先させたほうが良い。

そのため、貯金をすることに抵抗を感じたのであれば、その感情に素直に従い、貯金をストップすることを勧める。

貯金を始めたからといって、途中で貯金を一時的に止めてはいけないという決まりもなければ、貯金したお金を使ってはならないという決まりもないのだ。

それも含めた全てを自分で決断していく癖をつけよう。

1-2. 小銭貯金を成功させるコツ

私が小銭貯金をはじめるキッカケは、お金を引き寄せようとか、沢山のお金を貯めようなどといった目的ではなく、口座へ小銭を入金することが「自分の喜びになる」と思ったからだ。

すなわち、自分を喜ばせる1つのリソース(資源)として「小銭貯金」を継続的に行っていることになる。

そのため、貯金をする際に少しでも自分の喜びに発展していないと感じた場合は、1円すら貯金をしないようにしている。

要するに、感情と思考が前向きな方向でない際は、貯金をしないというルールを自分に課したのだ。

感情と思考がネガティブに傾いているときに、無理やり行動で前向きな方向へ仕向けてもネガティブな結果を増加させるだけだ。

その場合は、一旦気持ちをリセットする為に、「どのようにすれば貯金を継続できるか」ではなく、貯金とは全く関係のない「自分が喜ぶこと」に向きを変え、喜びになる体験を増やすことを勧めている。

貯金を継続させるコツ

まとめると、貯金は自分で決めたルールに沿って取り組むだけではなく、自分の気分も大切にしながら取り組んでいくことが大事になる。

2. 小銭貯金する入れ物に貯金箱は使用しない

まずは小銭貯金をする際に、貯金箱で貯金をすることが自分に適しているか否かを見極める実験を行おう。

定番の貯金箱で有りがちな「◯◯万円貯金箱」へお金を入れることが、自分にとって大きな喜びになるようなら是非とも使って頂きたい。

しかし、金額が書かれているデザインの貯金箱がどうも自分の肌と合わないようであれば、使用しないことをおすすめする。

なぜなら、貯金をするという行為が苦痛に発展してしまうからだ。

これは貯金に限ったことではないが、行動へ移す際にはそれをする以前に自分自身が良い気分でいなければらない。

言い換えるなら、良い気分で貯金をするから、その延長で良い気分のままお金を貯めることに成功し、より多くのお金を引き寄せるということになる。

だから私の場合は、小銭貯金を開始後、たった3ヶ月で10万円のお金を引き寄せることに成功したと解釈している。

2-1. 小銭貯金は良い気分を感じ続ける為の資源

これ以降は、 “あなたにとって良い気分に感じること” を前提に以下の内容を読み進めてほしい。

私はこの記事を書いている現在、3つの口座へ「貯蓄」と「貯金」をしている。

その理由や定義に関しては、以下の記事で解説しているので参考にしてみよう。

30代 貯金の仕方|ゼロからお金を貯める本質的な話

投資家としての道を歩むためにこのような貯蓄と貯金を始めたのだが、小銭貯金に関しては通帳の金額が変わっていくことに喜びを感じるから始めたのであって、お金の額を増やすことが真の目的ではない。

それまでは過去に読んできたお金持ち系の本やセミナー、オンラインスクール等で教えを受けてきたように、「お金が欲しければ、まずは先に自分から与えよう」というように、募金などの寄付をしていたのだが、どうもシックリこなかった。

「引き寄せの法則」や「宇宙の法則」などスピリチュアルな分野への興味が強いことも有り、長期に渡り突き詰めていった結果、お金を例にすれば、お金を与える行為が引き寄せの作用点を作っているのではなく、お金を与える行為の手前に感じている「感情」と「思考」が行為を通じた結果を創っているということ。

つまり、著者 エイブラハム・ヒックス「引き寄せの法則」シリーズにも書いてあるように、行動で結果を変えようとしても大した効果はなく、「振動数」「周波数」「波動」を高い状態に整えてから行動に移していかない限り、今と同じ感じ方をする体験を繰り返すということだった。

だとしたら、500円玉貯金箱で貯金をしようが、銀行の口座で貯金をしようが、その行為そのもので貯金できるできないが決まるのではなく、それをした瞬間に自分がどのように感じているかでその後に体験する事象が決まるということをのちに理解した。

この本質に気付いてからは、「その行為をすることで自分がどう感じるのか?」を優先することに変えた。

だから私の場合は、単純に口座へ入金したお金が通帳に蓄積されていくのが嬉しくもあり、楽しくもあり、自分にとっての喜びを1つ増やせると確信したので小銭貯金を始めることができた。

あなたは、何を目的に小銭貯金をするのだろう?

2-2. 小銭貯金用の入れ物は気分がよくなる物を使う

これまでにお伝えしたように、自分が良い気分になることを基準に行動の指針を決めていかなければならない。

そのため、貯金箱を使用して貯金する際は、自分が気に入った「形」や「デザイン」の物を選ぼう。

小銭を入れる際に少しでも自分が良い気分になれる物を使うことで、より楽しみながら貯金をしていくことができる。

だからといって、無理に高価な貯金箱を用意する必要はない。

「貯金箱にお金を使うくらいならその分、お金を貯めた方が自分の喜びになる」のであれば、その方が良い。

「貯金箱のデザインが自分好みなモノであった方が、毎回小銭を入れる際に自分の喜びになる」のであれば、それが良い。

何をするにも「自分にとっての喜び」を基準に物事を決めていこう。

3. 小銭貯金のATMは「ゆうちょ銀行」が便利

貯金箱を使用する以外の方法には、「ゆうちょ銀行」を勧めている。

どの銀行口座を使うかは自分の「都合」や「気分」を基準にして決めよう。

兎にも角にも、良い気分でいられることを意識していくことを勧める。

3-1. 小銭貯金でも入金手数料が掛からない

どの銀行でも指定日時内であれば ATM 手数料は掛からないが、私の場合は外出する度に小銭を貯金したかったので、意図的に入金する頻度を増やしたかった。

その方が、より沢山の喜びを感じることができると思ったからだ。

以上を条件とした際に、一番効率よく活用しやすい口座が「ゆうちょ銀行」だった。

もし、この記事を読んでいるあなたも同じ条件に当てはまるようなら、「ゆうちょ銀行」をお勧めする。

3-2. ゆうちょ銀行以外でも小銭が入金できればOK

田舎方面の場合は、大手銀行 ATM だと小銭の入金を扱っていないケースがほとんどなので、「ゆうちょ銀行」を勧めた。

だが、近所や通勤範囲の最寄り駅等に小銭の入金ができる銀行があれば利用してもらって構わない。

ここでも同じように、「自分にとって喜びになること」を前提に選択していこう。

3-3. 通帳記入で小銭貯金をした方が両替手数料を気にしなくて済む

昔、「100万円貯金箱」に小銭を貯金していたときがあるのだが、あるタイミングで取り出した後に銀行へ持っていって両替をした経験がある。

貯金した小銭を銀行で両替しようとすると、専用の用紙に名前や住所等を記入して窓口で申し込みしなければならないので、時間が掛かるうえに面倒だったりする。

逆にそれが自分の楽しみになるようなら問題ないが、私と同じように苦痛に感じるようなら通帳記入型をおすすめする。

3-4. 小銭貯金の使い道

小銭貯金を途中で投げ出してしまう多くの原因が、小銭貯金をしたあとの使い道が明確になっていないことにある。

私の場合は、使わない貯金をつくることが使い道になっている。

なぜなら、投資をしたとき最悪に最悪を重ねても対処できるだけの資源を整えておくことが真の目的になっているからだ。

したがって、一般的な貯金の概念にあたる「老後の資金」「消費」「ローン返済」の使い道としては考えていない。

あなたがもし、お金持ちになりたいがゆえに小銭貯金をはじめ、お金を引き寄せたいと願っているのなら、「増やす」「貯める」「使う」の3点について真剣に考えてみることを強く勧める。

4. 三ヶ月で10万円のお金を引き寄せたことへの解釈

この経験は、お金との関係を改めたことによる痕跡だと思っている。

なぜなら、『600万円の借金返済』の記事でも話したように、以前の私は今とは真逆の状態にいたからだ。

以下でお伝えしていこう。

4-1. 喜びの感情が、喜びを増加させるお金を引き寄せた

10万円のお金を引き寄せたのには明確な理由があった。

小銭貯金を始めてから三ヶ月間、当時の自分にとって一切のストレスを感じることが無い金額を貯金していた。

わずかな金額だったが、毎回「ゆうちょ銀行」の口座へ入金したお金の額が増えていくのを楽しみにしていたし、喜びになっていた。

もちろん、この他にも2つの口座へ貯蓄と貯金をしていたこともあり、小銭貯金だけではなくお金を貯めること全般が喜びに変わっていたこともあるが、これまでにもお伝えしてきたように、自分に与えた喜びが更なる喜びを与えてくれたと認識している。

4-2. 受け取ることが相応しいと感じていた

なぜ、いきなり10万円のお金が引き寄せられたかというと、親が私にかんぽ保険をかけていたようで、それが満期になったという知らせが入ったのがキッカケだった。

健康を害すこともなかったので保険にお世話になることはなかったが、名義が私になっていたこともあり、受取人として「ゆうちょ銀行」へ行かなければいけなかったのだ。

当然ながら私が保険金の支払いをしていたわけではないので、私には1円も入ってこない。

実際に「ゆうちょ銀行」へ受取に行く前にも親に「あなたには1円も入らないけどね。」と言われていた。

「まぁ私が個人的に加入していた保険でもないのだし、当然だろう」と思っていたのだが、同時に別の考えもあった。

保険をかけてその支払いをしていたのは親だが、私が健康でいたからこそ10万円が受け取れるのだと。

だから、その全額とまでは言わないが、せめて1割くらいは受け取る権利があると私は強く感じていた。

だが、今まで親に世話になったことも多々あったので、それを考えると私が受け取らずに親が受け取るのが相応しいのかなとも考えていた。

そんなことを考えながら、私は親と車で「ゆうちょ銀行」へ向かうことに。

私がすることはほとんど無いだろうと思っていたのだが、加入名義が私になっているので書類を書いたりする手間はあった。

手続きを進めているうちに、満期に至るまで入金し続けたお金に関しては親の口座へ入金されるが、満期金に対して10%が贈与される10万円の受け取りに関しては、私の口座で受け取らなければならない決まりがあることがわかった。

そこで、一時的に私の小銭貯金をしていた「ゆうちょ銀行」で10万円を受け取り、入金確認後に出金して親へ渡すという考えでいた。

しかし、帰宅後に事態は急変した。

4-3. 10万円のお金が引き寄せられた瞬間

手続きを終えたあと、親は買い物へ出掛けるという知らせを受けたので、私だけ家に帰り、仕事へ戻った。

PCの前で作業をしていると、買い物から帰宅した親が部屋をノックして入ってきた。

「はい、まずはコレと・・・」と言いながら、「アンティークコインのDM」と「発注していた茅乃舎のカタログ」が届いていたようで、私のもとにまで持ってきてくれた。

郵便物を渡し終えたあと、「さっき受け取りに行ってくれた保険金についてだけど、2人で話し合った結果、ずっと健康でいてくれたからという理由で口座に入金される10万円をそのまま受け取っていいよ」と伝えられた。

手続きを受ける前は「あなたには1円も入らないけどね。」と言っていたのに、だ。

とはいえ、全額受け取るのも少し気が引けたので「せめて半分の5万円にしたら?」と言ったが「いいから受け取りなさい。」と言ってくれたので、私は素直に受け取ることにした。

流石にこの急展開には興奮した。

10万円が入ってきたことに興奮したというより、宇宙法則に興奮したのである。

一時的に興奮したものの、それからスグにお金の管理をどのようにするかを考えた。

消費することしか頭の中になかった頃の私なら「このお金で買いたかったアレが買えるな」など考えていただろう。

それが今ではその考えも一変し「どのような使い方、管理の仕方をすれば自分の喜びになるか」を真剣に考えるように変わっていた。

その結果、良いアイディアが閃いたので、今回は自分の喜びが親にとっての喜びにもなるようなお金の使い方をすることに決めたのであった。

4-4. お金の引き寄せで気をつけて欲しいこと

バシャールが言うように宇宙の法則とは、「自分が与えるものが自分に返ってくる」という至ってシンプルなことだ。

私もこの本質を理解するまでに結構な時間が掛かったが、「お金が無い」という信念を軸に願望を発しても、その信念と同じような体験をする機会が与えられるだけだ。

だからもし、あなたが強く望んでいるような「お金が引き寄せられる体験」をしたいと思っているのなら、その「お金が引き寄せられる体験をしたとき」に感じている “感情” を今の自分と一致させておく必要がある。

しかも、一度や二度ではなく、頻繁にだ。

私の場合は、その一部の行為が小銭貯金だった。

他の記事でも何度もお伝えしていることだが、「お金の額を多くすることが目的ではなく、自分を喜ばせる1つのツールとして活用しているのが目的」になっている。

だからといって、あなたも私と同じことをすれば同じようなことが起こるかというと、それは「あなたが私と同じことをしたときに、どう感じるかで決まる」ということになる。

つまり、良い気分を感じたのであれば、同じような体験をする可能性が高まるし、嫌な気分がしたのであれば、同じような体験をすることは無いと断定できる。

これが引き寄せ難民が陥りやすい決定的な要因だ。

まとめ

ここに書いてきたことをあなたがどのように解釈しようが私には一切関係ない。

だから、期待に胸を膨らませて小銭貯金を始めるのも良し。胡散臭いと判断し、疑い続けて他に自分が納得できる情報がないかを探し続けるのも良しだ。

どんな選択をしても「それが今のあなたの信念」だと自分が気づけるまでは、結局同じことを繰り返すのだから、気の済むまでやってみればいい。

常に、どんな時も、今できることを探し、喜びの体験に変えていく努力をしていこう。

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